増税前の最終日。
私がとりあえず購入しておこうと買ったモノは…
ひとつもありませんでした。
「トイレットペーパーとか買っておかなくていいの?」
と長男から忠告されたけど
「そんなら、今まで3巻カラカラしてたのを2巻にして拭いてくれたら、3%節約できるから、そんでよくない?」
と答えたら
「それは、3%じゃなくて30%以上節約できてるけどな!」
と言われ
「そっか。そんならウチは、その対策でいこ!」
お陰でとてもいい増税対策が見つかりました。
この解決策、パクってもいいですよ!
いや、本題はそこじゃない。
『とりあえず購入』は無かったのですが、
『とりあえず始めてみた』のが防災のお勉強。
先週の講義が楽しすぎたので、今日も講義資料を見直していたほど。
でも、心の何処かで
「ムダになりゃしないか?」とか
「そんな事始めて意味はあるのか?」とか
「子育て中なのに、そんな時間の使い方で失敗しないか?」とか
思っていたりします。
そんな想いも全くゼロではなく
むしろ考え出せば
フィフティフィフティくらいかも知れない。
でも、世界最高齢のプログラマー 若宮正子さんのインタビューを読んで 心を鷲掴みにされて要らない心配だけ、ポォーーーイ!と何処かに投げ捨ててもらったようなそんな清々しさ。
「私ね、なにかを始めるために決心なんているの?と思うんです。意気込まないとそれ、できないのかしら?」
何を私は、意気込んでいたんだろう。「必ず成功しなさい!でないと殺すわよ。」と言われた訳でもないのに、私だけ決心はそれくらいだったことに、恥ずかしさと呆れる。
また、こうもある。
それに下手だっていいのよ、と続けます。
(途中省略)
「『できない自分』って思われるかもしれない。でも、いいじゃない、誰にも迷惑かけないわよ。
私自身、やっぱりプラスな評価ばかりではないもの。でも、100人みんなが褒めるほうが『どこかおかしいな』と思うの。
半分褒められて、半分批判されたほうが、にぎわって活性化するんじゃないかしら」
誰かの役に立ちたいと思って始める動機は美談だ。なんだか最近の私は、キッカケは美談でなければならないし、それ以外は無駄くらいに思っていたのかもしれない。
人のために役立つために、絶対成功しなければならない。
と変に肩に力が入っていた気もするけど
誰のものでもなく、私の人生。
誰の迷惑にもなってないからいいよね?
くらいで始める事の方が好き勝手できて、また、好き勝手やってきた事が「好きこそ物の…」になっていくのだろう。
そんなインタビューを読みながら
ラジオから流れてきた曲は
気の抜けた歌い方が今の気持ちにちょうどよい。
来月のテーマソングに認定。
毎日、砂つぶ程アップされていくインタビューの中で、若宮さんの言葉に出逢えたことが嬉しくなった今日でした。