美意識底辺の私がエステに通うために欲しいサービス

普段思いもよらないお金の使い方をしてみると、新たな価値観の扉がひらく。

第2回は、初めてフェイシャルエステを体験したお話です。

私の美意識レベル。

私の美意識レベルは限りなく底辺に近いです。

メイクを落とさずに寝てしまうのは、顔に汚れた 雑巾をかけて寝るようなものです。」という話は重々承知しています。

それでも…

朝から打合せのためにメイクをして、帰宅後夕飯から一連の家事に追われ、夜に明日締め切りのデザインに取り掛かり、気づけば朝の5時。あと1時間で翌日がスタートじゃん!!!

なんて日には、雑巾を顔に乗せた状態とは解っていても、目を瞑ることが最優先になります。

とは言え、これも言い訳だということも解っています。

つまり、私の美容の優先順位が低すぎるのです。

ですので、肌の何とか層が破壊されていて、おでこや鼻の辺りの皮が剥けることもしばしばですし、メイク前に焦って、化粧水を付けたり、美容クリームを付けたり、『顔 皮 剥ける ケア』とググったりしている、そんなレベルです。

それでも誤魔化し誤魔化し(他人の目は誤魔化せていません。誤魔化しているのは私の美意識です。)ここまできたのは、元々の肌の強さと、生まれつきの肌のキメと、そして他ならぬ若さでした。しかし、四十の足音が聞こえて来ると、肌さえも私に愛想を尽かし、見限る寸前なのでした。

 
 

私とアンリの和歌子さん。

そんな折に、エステサロン「ANRi」和歌子さんから一度フェイシャルを受けに来てと招集がかかりました。

和歌子さんとは、15年前私が結婚した時に、ブライダルエステをお願いしたのが縁です。その後、間は空きつつも一緒に食事をしたりするのに、ただの一度もエステでお世話になったことはありませんでした。他に行きつけがあった訳でもなく、私が美容に重きを置いていない人種で、和歌子さんもそれをよく知っていて「必要としてないやろ?」と言うばかりでエステに誘うことはありませんでした。

そう言えば、私が二人目を妊娠した時に、まつ毛エクステをお願いしたことがありました。初産の入院時に次々来てくださるお見舞いの方ににスッピンで対応したのが、辛すぎて、二人目の出産前に「せめてまつ毛がバサバサにあれば!!」との浅はかな考えからでした。

すると和歌子さんは、「えみさん。まつエクは管理が大変やから、えみさんには向いてへん。まつ毛パーマにしてみ?」と言ってまつ毛パーマを施してくれました。

これは、私の性格と美意識レベルと願望とのバランスからベストな選択でしたし、現に産後とても爽やかな顔で過ごせました。

そこまで万全な顔で待ちわびていたのに、二人目の出産は誰もお祝いに来なかったという計算違い以外は完璧でした。

話を戻すと、和歌子さんはそんな方ですので私は絶大なる信頼を寄せています。

今回、お声がかかったのは、フェイシャルエステの経験がない人向けにアプローチをしていきたいとのことで、私が打って付けだったわけです。

 
 

初めてのフェイシャルエステを体験して。

フェイシャルエステの効果は感動的でした。フェイシャルエステが初めての私には、他店と比較が出来ないですが、化粧のノリは目覚ましく良くなりました。何より感動したのは、私が学生の頃うなされるほど、デッサンしていた彫刻のように顔が立体的に仕上がったことです。

何度も言うように、比べようがないのですが、技術も品質もとても確かなのだと思います。

でも、一番印象的だったのは、最初に私の生活スタイルや、普段のお手入れの仕方、そして今の鼻の皮が剥けている肌状況(エステに行く日すら肌が剥けてる底辺)を見て、ブツブツブツと何か呟きながら、「よし!これでいくか!!」とケアの方針を決めていた、その姿でした。

それは、さながらお医者さまが問診から治療方法とお処方を決定しているようでもあり、私が和歌子さんに信頼を寄せているという部分が大きいのですが、とても安心しておまかせ出来ました。

 
 

美容意識底辺&面倒くさがりの私がエステに通うとしたら。

私がお願いされたのは、肌モニターとして、施術後の肌の状態のレポートでした。

しかし仕事柄、気になるのは、どうしたら私のような人間が通うようになるかということでした。

逆にどうして私はエステに行かないのか。

私が思いついたのは大きく分けて次の3つでした。

 

自分の肌の問題点と適切なケアがわからない。

無頓着な私には、今の肌状況でどのケアが一番必要なのかが分かりません。

自分の肌が様々なトラブルを抱えていて、そのうち肌がボイコットを起こすであろうことは解っています。

しかし、巷にあふれるフェイシャルエステのどのコースを選べばいいのかすら分からないのです。

 

いくらかかるのかが不安。

ごくごく一般的な主婦の金銭感覚だと思うのですが、主婦が融通のきく予算の中で、きっと追い求めれば、キリがないという美容への世界への一歩はハードルが高いです。

ヒアルロン酸とか打ち始めて、全て美容に注ぎ込み出して、綺麗になったのと引き換えに家庭は破滅 するかもしれん!
くわばら、くわばら…
だったら、踏み込まないに限る。

そこまでは妄想しませんが、美容にかかる費用は青天井なイメージがあります。

でも実は、身体のためにと月に1度しか行けていないジムの会員ではあったりはします。

 

エステティシャンは信用していいんですよね?

何を基準に、どの施術をおすすめしてくるのだろう。

利益率が高いもの?一度やり出すと、ずっとやめられないようなコース?

見た目を預けるのに、その人が信頼に値するかという部分が一番大きいと思うのです。

 
 

私が欲しい美容サービス

以上の理由から、私は和歌子さんにこんなコースが欲しいと言いました。

月々定額で、自分に合ったフェイシャルケアをしてくれるコース

自分の肌コンシェルジュみたいな存在がいて、毎月定額の範囲内で一番必要なケアをしてくれるサービスが欲しい。

消費者サイドが無理に知識を付けなくても、信頼できる人が一番適したサービスを提供してくれる。

さらに、継続できる金額の範囲内で。

これは、美容業界限らず、どの業界でも通用する定額課金サービスの話です。

これからの商売は、サービスや品質がいいのは当然のこと、付加価値はどんな人物がそれを提供するかというところになると思います。

いい人であるということではなく、その人らしいということが一番の信頼ではないでしょうか。

◎今回、フェイシャルエステを体験してきたANRiさんはこちら
http://www.anri-anri.com

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