初めての、亭主 不在生活。

21歳で学生結婚をしてから、1年ほど会社勤めをした頃、一回り上の主人が突如 独立したものだから、私もすぐに退職し二人三脚で一緒に走ってきた。

それから14年。
寝ても覚めても 同じ空間で過ごしてきたわけです。

「そんなの考えられない!!!
嫌じゃないの?」
という質問は
「髪切った?」
って聞かれる回数よりはるかに多いと思う。

その都度、どう答えるのが一番気がきいてるのかなぁ…
なんて考えるけれど、一度もそんな返事が出来たことはない。

ほぼ、24時間一緒にいるにもかかわらず、
話出せば、5時間でも6時間でも無限に話していられるし、
お互い一言も話さず無言で仕事をしていても苦痛でもない。

絶妙のタイミングで
「コーヒー淹れようか?」と言ってくれるし、
こちらが同じように声をかけても
断れたこともないから
当時、社会経験ゼロだったのに
最適のパートナーを選べたのは
儲けものだと思っている。

他を試した事はないので、あくまで憶測だけど。

なので、人にそんな返事をしても面白くも何ともない。

この度、パートナーが仕事のため数日上京することとなり、
私は結婚15年目にして初めて
「亭主元気で留守がいい」を経験している最中。

するとー。
なんという事でしょう!!

子育ても家事もワンオペだし、
仕事もパートナーの置き土産分までやっているし、
年度末の繁忙期なのに…
いつもより断然、効率がよろしい。(笑)

部屋も綺麗だし、
子どもたちも いつになく協力的なので
規則正しい生活が送れている。

そんな事言ったら、拗ねるだろうし
逆に私が言われたとしたら
得も言えぬ疎外感しか感じないだろうから、
言わないけれど。

おそらく家族全員 気が張ってるからだろうし、
この生活が非日常に感じるほど、
ふだんのパートナーは家事にも育児にも
協力的だったのだろう。

でも、ただ一つ。

今、起きた事をリアルタイムで
一緒に喜んだり、腹を立てたり
感動したり出来ないのが…
どう表現したらよいか…

例えば、半身食べられた状態なことに気づかずに
ゆらゆらと泳いでいる魚のような
そんな感覚がある事は間違いない。

それはやっぱり、人が聞いても
面白くも何ともない話だけれど。

サムネイルの写真は、
12年前に他界した祖父の
葬儀後、引出から見つかったお手紙。

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