祖母を見送る。

半年ほど前に下顎ガンが発症し、90歳という年齢から、積極的な治療は行わず緩和ケアをしていた祖母。

1月9日、天国へ旅立ちを見送りました。

ガンという事を告知せずにいた終末期。

施設で過ごしていた祖母は、パンパンに腫れる左顎が恥ずかしいとスカーフを高めに巻いて、「早く歯の治療をしたい」と嘆いていました。

二度と起きる事のない祖母は、ガン細胞の働きも止まったせいでしょうか スッキリした元の輪郭に戻っていました。

もう気にしなくていいよ。

良かったね、おばあちゃん。

今まで、本当にありがとう。

おじいちゃんと喧嘩しないでね。

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